WordPressには便利なメニュー機能がありますが、その使い方を説明していきます。

 

WordPressの便利なメニュー機能を使いこなす

WordPressのメニュー機能は、これを使いこなすことで、グローバルメニューや、サイドバーウィジェットや、フッターメニューなど、テーマが対応している全てにおいてメニューを使い分けることができます。

 

基本的なWordPressの使用方法にもなるため、どういう仕組みでどう動くのかなどを把握しておくことで、後々つまらないことで躓かないようになりますので、しっかり覚えておきましょう。

 

WordPressのメニュー機能とは?

まずはこのメニュー機能とは何なのか?
どういう使い方ができるのかを説明します。

 

外観 → メニュー で、予めメニューを複数作成しておくことで、後で、グローバルメニューや、サイドバーウイジェットで、作成してあるメニューを選択するだけで表示させることができます。場面によっては切り替えて使用することも出来ます。

 

例えば、このブログの場合、テーマは賢威7を使用していますが、賢威7の場合、グローバルメニューと、サイドバーウィジェットに対応していますので、この両方でメニュー機能を使用しています。

 

グローバルメニューとして

keni7_global

 

サイドバー外部リンク集として

keni7_side

賢威6と賢威7の場合は、フッターにも対応しています。

keni6_foot

※図は賢威6のフッターです

 

これらの作成したメニューは、いつでも 外観 → メニュー から追加や削除、編集することが
でき、適用しているウイジェットなどをいじることなく最新の状態を維持します。

 

 

WordPressのメニュー機能を使用するには2つの工程がある

WordPressのメニュー機能を使うには、メニューの作成、メニューの適用という、2つの工程があります。

 

メニュー作成画面

WordPressの管理画面インログインしたら、左メニューの、

外観 → メニュー に移動します。

wp_menu01

 

「メニューを編集」画面

メニュー管理の画面に移動すると、「メニューを編集」タブが選択されています。

wp_menu02

 

各部の役割

図のように、メニュー作成画面は、3つのエリアに別れていて、それぞれに役目があります。

1番のエリアは、編集するメニューを選択するためのプルダウンメニューです。
複数のメニューを作成している場合、このプルダウンメニューから編集したいメニューを選び、
横にある「選択」ボタンをクリックすることで選択したメニューが編集できるようになります。

 

また、「新規メニューを作成」リンクをクリックすると、新しいメニューを新規で作成することができます。

 

2番のエリアは、メニューに追加できるアイテムの一覧です。
ここにあるアイテムを選ぶことで作成または編集しているメニューにアイテムを追加することができます。

 

3番のエリアは、実際に表示するアイテムが並んでいます。

 

メニュー作成の流れとしては以下のようになります。

  • 1番でメニューの新規作成、もしくは編集したいメニューを選択
  • 2番にある表示させたいアイテムを3番に移動
  • 3番にあるアイテムをドラッグアンドドロップで順番を並べ替える

 

それではメニューの作成手順についてです。

 

1.メニューの新規作成か編集かを選ぶ

1番の新規作成か編集したいメニューを選択します。
ここでは新規作成します。

wp_menu04

wp_menu05

 

上記画面になりますので、メニュー名を記載し、「メニューを作成」ボタンをクリックします。
メニュー名は、後で自分で見てそれが何のメニューかわかればいいだけなので、適当に付けて下さい。

 

ここでは「テスト」とします。

 

wp_menu06

 

上の様な画面になりますのでこれからアイテムを右の画面に追加していきます。

 

2.各アイテムを追加する

メニューに追加できるアイテムは、大きく分けて、

  • 固定ページ
  • 投稿
  • カスタムリンク
  • カテゴリー

と分類されていますので、それぞれの追加方法を説明していきます。

各部は、表題の部分、つまり、固定ページ、投稿、カスタムリンク、カテゴリー、など、
▼のある部分をクリックすることで切り替えが出来ます。

 

wp_menu03

 

固定ページの追加方法

下図のように、表示させたい固定ページへのリンクをチェックします。
ここでは下記の2つを選択します。

wp_menu07

チェックしたら「メニューに追加」をクリック。

 

wp_menu08

上図のように右側にアイテムが入りました。

 

作成していて存在しているはずの固定ページが表示されない場合は、全て表示タブをクリックして、全ての固定ページを表示させてから追加したいアイテムを選択してください。

wp_menu09

 

投稿ページの追加方法

投稿 ▼ をクリック。

wp_menu10

固定ページの時と同じように、メニューに追加したい投稿記事にチェックを入れて
「メニューに追加」ボタンを押してください。

ここでは一番上の記事だけ追加してみます。

wp_menu11

 

wp_menu12

 

上図のように右側にアイテムが入りました。

存在しているはずの投稿記事が表示されない場合は、全て表示タブをクリックして、全ての投稿記事を表示させてから追加したいアイテムを選択してください。

カテゴリーの追加方法

カテゴリー ▼ をクリック。

wp_menu13

 

追加したいカテゴリーにチェックを入れます。
ここでは、WordPress を選択します。

wp_menu14

 

wp_menu15

 

上図のように右側にアイテムが入りました。

存在しているはずのカテゴリーが表示されない場合は、全て表示タブをクリックして、全てのカテゴリーを表示させてから追加したいアイテムを選択してください。

 

カスタムリンクの追加方法

カスタムリンクは、外部サイトへのリンクなど、自由にリンク先が設定できます。

カスタムリンク ▼ をクリック。

wp_menu16

 

URLの部分に、リンクしたいURLを入れます。
リンク文字列は、アンカーテキストの文字列です。

ここでは、

URLに http://www.yahoo.co.jp/ と記入し、
リンク文字列に、ヤフー と記入することにします。

wp_menu17

「メニューに追加」をクリックしてアイテムを追加します。

 

wp_menu18

 

上図のように右側に「ヤフー」というアイテムが入りました。

カスタムリンクは、同じように繰り返して、複数登録することができます。

 

メニューを保存する

ここまででメニューに追加したアイテムを保存します。
ページ右側の上下にある、「メニューを保存」をクリックします。
クリックするのは、上でも下でもOKです。

これで、「テスト」と言うメニューが作成され、保存されました。

同じようにして、複数のメニューを作成することができますので、使用するシーンごとにどんどん作っていってください。

 

リンクの文字列を変更する

リンクのテキストは後からでも変更可能です。
例えば、例の場合、「WordPress導入後に入れたほうが良いプラグイン」と言うのがありますが、ちょっとこれでは長いので、変更してみます。

 

変更したいアイテムの表題の▼あたりをクリックします。

wp_menu19

クリックすると上図のように展開されますので、
ナビゲーションラベルの項目を変更します。

ここでは、「WordPress導入後に必要なプラグイン」としてみます。

wp_menu20

 

変更したら、「メニューを保存」で確定させます。

 

wp_menu21

 

図のように変更できました。

 

メニューアイテムを削除する

メニューに追加したアイテムを削除するには、削除したいアイテムを選択して展開し、
削除リンクをクリックします。

wp_menu22

 

リンクを別ウィンドウで開かせる

リンクをクリックしたときに別ウィンドウで開くようにするには、
各アイテムを開いて、「リンクを新しいタブで開く」 にチェックを入れます。

wp_menu23

 

「リンクを新しいタブで開く」がない場合

メニュー画面のページ右上にある、「表示オプション」をクリックします。

wp_menu24

 

展開されますので、「リンクターゲット」にチェックを入れてください。
特に保存などはする必要なく、チェックを入れるだけで、各アイテムを展開したときに、
「リンクを新しいタブで開く」が表示されるようになります。

 

wp_menu25

 

以上でメニュー作成の説明は完了です。

メニュー作成で、初心者の方が最もわかりにくいのが、この、2番のアイテムの追加方法です。
ここはしっかりと抑えておきましょう。

 

3.アイテムを並べ替える

メニューを作成したら後は順番を並べ替えるだけです。
並べ替えはドラッグアンドドロップで出来ますので、直感的に操作することができます。

 

wp_menu26

 

図のように、ドラッグアンドドロップするだけで位置が変更できます。
個々で変更した順番どおりにサイト上では表示されます。

 

ここで1点だけ気を付けたいのがこのドラッグアンドドロップしたときの位置です。
左側の端がきちんと揃うようにしてください。

 

このような場合は、全てが同じ階層と認識されます。

 

wp_menu27

 

しかしこのようになっていると、同じ階層とは認識されません。

 

wp_menu28

 

上図のようになっていると、メールマガジンの下層にヤフーがあると認識されてしまいます。

wp_menu29

このような状態で、賢威7のサイドバーで使うと上図のようになってしまいます。

もちろん、意図的であれば良いのですが、たいていの場合は全て同じ階層として扱うことが多いので気を付ける必要があります。

 

ここまででメニューの作成を行ってきましたが、作成しただけでは際と上で表示はされませんので、今度はこのメニューをサイト上に繁栄させていきます。

 

「位置の管理」画面

WordPressをインストールしたての状態では、この「位置の管理」タブは表示されていないことがあります。その場合、メニューをひとつ作成することで「位置の管理」タブが出てきます。

 

メニューを作成しても「位置の管理」タブが表示されない場合、そのテーマは対応していないテーマと言うことになります。

 

対応していないテーマの場合でも、大抵のテーマは、ウィジェットには対応していますので、
作成したメニューはサイドバーなどのウィジェットで使用することは出来ます。

 

「位置の管理」タブをクリック。

wp_menu30

 

この画面で作成したメニューを選択して保存すると、サイト上のグローバルメニューとフッターメニューに反映されます。

 

グローバルメニュー

keni7_global

 

フッターメニュー

wp_menu31

 

図は、先程作った「テスト」メニューをフッターに適用しています。

 

選択したら「変更を保存」をクリックするのを忘れないようにしてください。

 

メニューをウィジェットで使う

作成したメニューをウィジェットで使う方法です。

外観 → ウィジェット に移動。

wp_menu32

 

カスタムメニューをクリック。

wp_menu33

 

wp_menu34

挿入したいウィジェットを選択して、「ウィジェットを追加」をクリック。
上図は、賢威7のため、サイドバーがひとつしかないため、「サブコンテンツ」のみと
なっています。

 

もしくは、「カスタムメニュー」をそのままウィジェットボックスにドラッグアンドドロップで追加することも出来ます。

 

追加すると、下図のように展開されますので、表題となるタイトルを記入し、
作成してあるメニューの中から表示させたいものを選択して保存します。

 

wp_menu35

 

ここでは表題を「リンク集」とします。

 

サイト上ではこのように表示されます。

wp_menu36

 

以上でWordPressのメニュー機能を作る方法、適用する方法の説明でした。

 

 

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