ネットビジネス、特にアフィリエイトなどをやっていると、よく耳にするFTPと言う言葉。
ホームページやWEBツールなどをサーバーに設置したりするときにもよく使いますが、実際、FTPって何なのでしょうか。
FTPとは何か
FTPとは、File Transfer Protocol(ファイル・トランスファ・プロトコル)の略です。
日本語に翻訳するとファイル転送プロトコルとなり、これがどういう事かというと、ファイルを転送するための通信方法のひとつで、自分のPCからサーバーにファイルをリモートで転送するための仕組みで、言葉の使い方としては、
- FTP接続する
- FTPを使って転送する
- FTPを使ってアップロードする
- FTPを使ってダウンロードする
と言うような使い方をします。
一般的な用途としては、WEBサーバー上にホームページのデータを送るときなどに使います。
では具体的にはどのようにしてファイルを転送するのかを説明します。
FTPクライアントについて
自分のパソコンにあるファイルやデータをWEBサーバーに転送(アップロード)するにはFTPクライアントを使用します。FTPクライアントとは、まぁ簡単に言うとFTPソフトですね。
ですから、FTPを使ってサーバーとファイルのアップロードやダウンロードを行うにはFTPクライアントをパソコンにインストールする必要があります。
FTPクライアントの種類
一言でFTPクライアントと言っても、これが結構いろんな種類のものがあるんですよね。
「さあFTPをはじめよう」と思っても、初心者の方にはどんなFTPクライアントを使えばいいのかわからないですよね。
そこでこれから一般的によく聞くFTPクライアントやお薦めのFTPクライアントを紹介していきます。
- FFFTP
- シンプルで使いやすい操作感を備えた純国産のフリーFTPクライアントです。しかし2011年に作者による開発がストップしてしまったので今後対応できなくなる可能性あり。
リモートでのフォルダ間ファイル移動が上手くいかないことがある。 - FileZilla
- オープンソースのFTPクライアント。大量のファイル転送でも安定して高速で動作する(最大同時転送数10)
タブで複数接続が出来る。ミラーリングアップロード、自動パーミッション変更に対応していない。 - WinSCP
- コマンダーとエクスプローラのインターフェイスが選択できる。FTPS接続はもちろん、SSHを利用した暗号化ファイル転送方式であるSFTP接続とSCP接続にも対応しています。SCP(Secure Copy Protocol)サービスを行なっているSSHサーバーに接続してファイル転送に対応。SSH機能のうち、SFTP(SSH File Transfer Protocol)とSCPを使っており、ローカルやサーバーとの間でのファイル転送を安全に行うことができます。
ファイル転送時の動作が少し重い。 - NextFTP
- IPv6、SSLに対応しているFTPクライアント。
簡易ビューア、プレビュー機能による画像の内容を簡単に確認することができる。自動でパーミッション(属性)変更や大文字・小文字の自動変換、タイムスタンプを変更しないでのアップロード機能など、豊富な機能を搭載。日本語ドメイン(IDNA、正規化処理、PunyCode)に対応しているので、日本語ドメイン、日本語のフォルダ名、ファイル名を利用することができる。 - FireFTP
- FTPクライアントの Firefox アドオン。Firefox のタブの一つとして機能するので、タスクバーやウィンドウがごちゃつかずに Firefox にスッキリ収まる形にできるのが特徴。
どのFTPクライアントを使用したとしても、基本的には2ペインになっていて、
左側がパソコンの中身、右側がサーバーの中身が表示されて、左右を常に同じ内容に維持することを意識して使用します。
この中で、NextFTPだけは有料ソフトですが、僕のお薦めはNextFTPです。
どうしても無料がいいという方は、FFFTPが多いですが、ちょくちょく転送エラーが出るのでそこは気をつけたほうが良いです。
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