ネットビジネス、ことアフィリエイトなどでブログを運営している場合、
SEOの観点から考えても欠かすことの出来ないPing送信

 

そうは言ってもPing送信したからと言って即SEOに効果が出て
上位表示する訳ではなく、主にいち早く検索エンジンに
インデックスしてもらうのがPing送信の目的です。

 

結構、基本的な認識を間違えている方が多いようなので、
今回は初心者向けに書いてみました。

 

 

Ping送信とは?

Ping送信とは、サイトやブログなどの更新情報を
Pingサーバーに通知する事を言います。

読み方は、ピンそうしんです。ピングそうしんと読んでいる方も
多いみたいですが、別にどちらでも良いと思います。

Ping送信のイメージ図

 

イメージとしては上図のようになります。

 

つまり、ブログなどを更新したときに、公開されているPingサーバーに、
「更新したよ!」と知らせる仕組みです。

 

公開されているPingサーバーとは、
ここでは主に主要ブログポータルサイトやブログランキングサイト
と考えてください。

 

しかしこれを行うには条件があります。

 

Ping送信を行う側、つまりブログやサイトに、

  • RSSFeedがあること
  • Ping送信をする機能があること

これらの機能が必要です。

 

RSSFeedというのは、こういうページがあることを意味します。
Ping送信をする機能というのは、予めPing送信先URLを
登録しておき、記事を更新するときに更新ボタンと連動して
自動的に送信する仕組みで、WordPressの場合、
どちらも標準で付いている機能です。

 

また、Ping送信を受ける側、つまりブログで言うと
ポータルサイトなどがPing送信サーバーを公開していること、
受け付けていること
、この2つです。

 

 

Ping送信を行うメリット

Ping送信すると主要ブログポータルやランキングサイトに
掲載されるわけですから、以下のメリットが考えられます。

 

1.Googleなどの主要検索エンジンにインデックスされるのが早くなる。

主要のブログポータルサイトなどは、日々たくさんの人たちがものすごい
スピードで更新しています。こういった更新速度の早いポータルに掲載
されることで、その恩恵を受けることができます。

※インデックスと言うのは、ブログを更新したときにその記事が
掲載されることを意味すると思ってください。

 

2.若干のアクセスアップが見込める

主要のブログポータルサイトなどに掲載されるわけですから、
そのポータルサイトのコンテンツに依存はしますが、
そこのリンクを辿って直接訪問者が訪れる可能性があります。

 

3.若干のドメイン強化

ざっくりですが、たくさんのPingサーバーに送信することは、
それだけたくさんのサイトに掲載されることを意味します。

 

たくさんのサイトに掲載されるので、いわゆるバックリンクを
受けることになりますので、Googleなどの検索エンジンからの
評価が上がることになります。

 

ただし、公開されているPingサーバーにはかなり多くのサイトからの
Ping送信を日々受けているので、そこまでの影響はありません。

 

 

要するに、Ping送信するメリットとしては、
主にインデックス速度の促進がメインであり、2番3番のアクセスアップや
ドメインの強化はおまけみたいなものです。

 

 

Ping送信に伴うリスク

SEOの観点から見て、Ping送信するメリットはかなりあるわけですが、
せっかく送信しているのですから正しく行う必要があります。

 

正しく行うためには以下の注意をする必要があります。

  • 重複送信をしない
  • 連続送信しない
  • エラー送信に気をつける
  • Ping送信先が多いと更新時に重くなる

 

ここ、結構重要で、要点なので、順番に説明していきますね。

 

Ping送信を重複送信、連続送信をしない

結構無差別にPing送信先を増やしている方が多いみたいなので、
実際にはこれ、すごく多いと思います。

 

Ping送信を受ける側からすると、内容が同じなのにしつこく何回も送信したり
すれば、サーバーに無駄に負荷がかかり、それはスパムと同じことになります。

 

仮に意図的にやっていないとしても、物理的にはスパムか区別ができない行為を
行っていることになるのです。

 

僕なんかは、自分で作ったツールでちょくちょくPing送信先をクリーンナップ
しているのでよくわかるのですが、ここなんかは、送信間隔を5分くらいは
最低でもあけないとすぐにブロックされます。

http://services.newsgator.com/ngws/xmlrpcping.aspx

 

まあブロックと言っても、一定時間受け付けない仕様になっているだけなので、
時間がたてばまた受け付けてくれますが、頻繁に連続送などを行っていれば
ドメインごとブロックされる可能性はあります。

 

エラー送信に気をつける

Pingサーバーは、結構頻繁にサービスが終了したりしています。

 

もう存在しないサーバーにPingをいくら送りつけても無駄ですし、
更新時の負荷を考えると、定期的にクリーンナップする必要があります。

 

有名どころではYahoo。
Yahooは、2013年に既にサービスを終了していますので、
いくら送っても無駄です。よくPing送信先リストを公開しているブログなどでも、
いまだに

http://api.my.yahoo.co.jp/RPC2
http://api.my.yahoo.com/RPC2

などと書いていますが、Yahooジャパン、米Yahoo共に既にないことを
知らないんですかね。

 

このように、50個も100個も登録しているけど、「実は半分も届いていない」
なんて人は多いと思います。

 

Ping送信先が多いと更新時に重くなる

これは当然のことです。

WordPressなんかでもそうですけど、
記事更新ボタンを押すと、バックグラウンドで

1.記事をデータベースに保存
2.Pingサーバーに順番に送信

これを行っているわけで、予め設定されているPing送信先URLが
1行にひとつ書かれているお思いますが、これを順番に送信しているので
数が多いと結構時間がかかったりします。

 

もちろん、送信している最中はサイト自体も重くなる可能性もありますが、
送信が終了した後はサイトが重くなるなどはありません。

 

Ping送信先まとめ

ここまでPing送信について、初心者にもわかるように
出来る限り噛み砕いて説明してきたつもりですが、
要するに、

Ping送信はSEOの観点から見てもかなり有効である。
しかし、

エラー送信や重複送信には気をつけないとブロックされる可能性がある。
更に、Ping送信先サーバーは結構頻繁にサービス終了するので、
定期的にPing送信先リストはクリーンナップする必要がある。

 

となります。

 

結構間違ったことを堂々と書いているブログや、死んでいるリストを
配っているサイトが多いので、自分のサイトは自分で管理する、と言う
意識を持ってやっていって下さい。

 

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